和風庭園
O邸 水琴窟 水滴の余情を楽しむ
水琴窟とは庭の手水鉢や蹲(つくばい)などの周辺の地下に、比較的小さな洞窟を作り、
その中に水の水滴を落として水音を洞窟の壁面に反響させ、
それが地上に漏れてくる幽かな響きを静かに楽しもうとするものです。
↑見た目はただの蹲(つくばい)のように見えますが地下の部分は右の写真のように壺が埋められています。
壺の中に溜まっている水に水滴を落とせば音が壺の壁面に反響し幽かな響きがします。
狭いながらも滝を組み、流れと水琴窟の蹲を組んでいます。
滝から流れた水を水溜めに集め、その水を滝へ巡回させるのと筧に流す水に分けています。
筧から流れた水が水鉢に溜まり溢れると地下にある壺へ水が行くようになっています。
三つの石で滝石組みを作っています。
丹波焼き(大熊窯)の壺
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