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1.162010
2010年 初釜
先日先生の所で行われた初釜に行ってきました。初釜では、初座と後座があります。
初座とは、席入りして初炭から懐石までの事を言います。後座とは、濃茶から薄茶までの事をいいます。
初座の写真です。床の間には、軸だけを飾りその中で懐石を1時間30分くらいかけて食べました。普段の生活では、1時間以上かけて、食事する事がないのでゆっくり一つ一つの料理を味わいながらたべ食べたように思います。
後座の写真です。後座では軸から花を飾り、電気を消して棚の横にある蝋燭?の明かりだけでお手前をしていきます。ゆったりとした空間の中で、お濃、お薄を頂いてとても癒された感じがします。
特に印象に残っているのが、蝋燭が作り出す陰翳の世界。釜から出る蒸気や先生の姿が影として映り非日常的な世界に入った感じで、毎年感動してます。
初座から後座が終わるまでだいたい3時間半くらいの時間でしたが、本当にゆっくりとした時間が過ごせて楽しめました。
いつか招待される側から招待する側になれるよう、これからも茶道について勉強していきたいと思います。
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