樹木医
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6.172012
兵主神社にて。
先日、氷上高校の隣になる兵主神社に樹木医として、樹木の治療を行いにいってきました。
数年前から社の裏手にあるオガタマノキの治療、強風や台風によって枯れ枝が折れて社の落ちないように剪定などを行い、経過を見守ってきました。
今回はオガタマノキが根を出しやすくするように土壌改良と強風や台風で幹から折れ社を破壊しないように、ガラス繊維でできたロープで、幹が折れても社がある方向に倒れないように引っ張る作業でした。高所作業者が入れない場所でしたので、ツリーイングクライマーの技術を使って、樹高30mもあるオガタマノキにロープ1本で登っていきロープをかけ結束していく作業を行います。
樹高20mくらいからの眺めです。
今回の治療によって、さらにオガタマノキが元気に育ってくれて、僕らの時代、その子供、孫にまで兵主神社を見守っていく樹木としていつまでも、元気でいてくれたらなぁと思います。