ブログ(庭師の日記)

  1. コオイムシの子と蓮。

    7月3日に紹介しましたコオイムシ。写真では背中に卵を背負っていました。その卵が無事孵ったらしく、池の掃除をしていたら運よく捕まえたので写真を撮ってみました。元気よく動きまわっていたので、なかなか上手く撮れていませんが、一番マシなのがこの一枚です。

    もう一枚は蓮です。ちょうど一輪だけ咲いていたので、撮ってみました。多年性水生植物で蜂の巣状の花托に果実が実ることからハチス→ハスという名になったと言われているそうです。


    この蓮も活け花として、活ける事ができるそうなので、いつか活けてみたいですね。

  2. アガパンサス


    お花を載せるのは久しぶりになってしまいましたが、先週活けたアガパンサスを載せてみました。

    アフリカ原産で、日本では球根で販売されています。花の色は、白と紫の2種類があるそうです。そして太陽を好みますので、太陽がよく当たる所で育てたら葉も元気に育ちます。

    今回は三花九葉で活けてみました。結構長持ちする花なので1週間くらいなら元気でいてくれます。今丁度花が満開の時期なんで機会があれば活けてみてください。

  3. コオイムシ


    今日ビオトープの仕事で、池の掃除、池に住んでいる昆虫などを調査していました。

    網を使って、池に大量発生しているアオコを取っていると、網の中に卵を背中にくつけている昆虫を発見!

    「なんだこれは?」と思い捕まえてみて調べてみると、コオイムシと分かりました。さらに辞典で調べてみると、コオイムシは雌が雄の背中に卵を産みつけ、雄が面倒を見るそうです。しかも卵が水中で窒息死しないように、孵化するまでの約1か月間、背中の卵塊を水面から持ち上げて1日を過ごさなくてはならないとのこと。

    めっちゃ大変やなぁと思いました

    どの昆虫でもそうですけど、卵を守るのは雄が多いような。無事一ヶ月間卵を守って孵化して欲しいですね。

  4. ツリーイングクライミング

    先週氷上の方にある神社で枯れ枝の剪定しました。枯れ枝は、ちょうど神社の屋根の上にあり、強風などにあおられると折れて屋根に当たる事が予想されたので、台風がくる夏までに切ってほしいとの事でした。

    樹木の樹高は約25mくらいで、枯れ枝があるのは20mくらい。高所作業車が入ることが出来ない場所であったため、ツリーイングクライミングの団体に所属している方に助けて頂きました。ツリーイングクライミングとは、樹木に専用のロープをかけ、専用の道具を使って登っていく事です。

    うまく説明できないんで、写真を見て頂けたらなんとなく分かると思います。

    写真のようにロープを使って上がって、枯れ枝の所までいき切ります。


    20mから下を見た写真です。かなり高いですが、丈夫なロープで守られているので、安心して作業ができます。

    僕も体験させて頂きましたが、思っていたほど怖くなく上がっていけました。高所作業車が入れない所では、ツリーイングクライミングのような特殊な方法でやることが必要ですね。機会があれば講習にも参加してみようと思います。

  5. ほぼ完成!

    5月中旬から施工しています庭がほぼ完成しました。


    写真は枕木で施工しました駐車場です。枕木約110本を使い縦、横、斜めと据えていきました。枕木はチェーンソーで切っていくのですが、とにかく堅い!!

    切れなくなったらメタテ、切れなくなったらメタテを繰り返し、なんとか約110本据える事が出来ました。こうやって見てみると、家の雰囲気にも合った、温かさを感じられる駐車場になったのではないかと思います。


    次の写真は玄関近くから撮った写真です。

    芝生の緑が綺麗ですね。伸びたら芝刈り、伸びたら芝刈りを繰り返すともっと葉が密になって綺麗なります。これからが楽しみですね

  6. モリアオガエル その2


    前回載せましたモリアオガエル!とうとう木の枝に卵塊を産みつけました。

    前回から何回か卵塊を産みつけていたのですが、成功しなかったみたいで、全て池の中に落ちてしまっていたのですが今回はしっかりと木にくっついています。

    このモリアオガエルは、産卵生態によって特徴付けられているそうです。カエルは水中に産卵するものがほとんどですが、モリアオガエルは水面上にせり出した木の枝などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつけます。泡の塊の中に産卵する習性は多くのアオガエル科のカエルで共通しているそうです。

    1週間から2週間ほど経って卵が孵化する。孵化したオタマジャクシは泡の塊の中で雨を待ち、雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下します。

    しかし天敵であるイモリは、幼生が泡巣から落下する時に、その真下で待ちかまえていて、落ちてくる幼生をぱくぱく食べるらしい。残酷ですがこれが弱肉強食の世界ですね。

    卵塊を産みつけてから二日。オタマジャクシになり落下していく所を見れるようこれからも注意して観察します!

  7. ただいま施工中!!


    5月中旬から施工している現場が大分形になってきました。

    写真は玄関周りを写した物です。玄関左に水鉢を置き、その周りに四季を感じて頂けるようにハナミズキやドウダンツツジ、アセビなどを植栽しました。水鉢へは飛び石などの変わりに枕木を使用し、家の雰囲気に合わせました。

    順調なスピードで施工できていますが、これから梅雨の時期・・・。できたら晴れが続いてくれるように願います。

  8. モリアオガエル


    昨日仕事現場でモリアオガエルを発見!!!木の枝にのっかていて、日向ぼっこしているようで気持ち良さそうに目を細めにしていました。

    モリアオガエルは、日本固有種で兵庫県レッドデータBランクに指定されているカエルで、生息地は森林、池沼、水田、湿地のようです。仕事場ではちょうどカエルがいた木の下には池があり、6月の繁殖期に向けて準備しているのかな??

    昨日見たカエルと一昨日もカエルを見たんですが、背中の模様が違っていたので、オスとメスがこの池にはいて繁殖期を待っているのかも。今の現場には6月中旬くらいまで仕事をする予定なので、それまでカエルを見守っていこうと思います。

  9. シロバナシラン


    今回はシロバナシランを活けました。

    シランには紫の花の紫蘭と白の花の白花紫蘭、そして白に少しピンクが入っているクチベニ紫蘭などがあります。

    シランを活けるには、3本花が必要で切る時には根近くからとります。できたら葉は多めに取ってその中から良い葉を選べるくらいがいいと思います。

    活け方としては、葉先を用と留めの両肩に向くようにいけ、それに添うように花をいけます。体は花を葉で挟むように活けます。後は根本をしっかり揃えることが大事ですね。

    裏ワザのようですが、花を引っ張ると葉と花とに分ける事が出来ます。分けてカッコいい花と葉を組み合わせて使う事も出来ます。試してください。

  10. 去年の異常気象のため・・・

    去年は梅雨の時期や7月から9月にかけて例年より雨の量が少なかった。そのため今年になり新芽が出だすはずなのに、力がなく枝先が枯れていたり、ポツポツとしか新芽が出ていない木が庭園を管理させて頂いている所で見かけます。

    今年の梅雨もどれくらいの雨の量が分かりませんが、例年より雨の量が少ない場合は梅雨が明けてから天気が続いたら朝か夕方にしっかりと水をあげてやってください。

    木にあげる水の量はサラっとあげるのではなく、大きな木だと5分あげるくらい多めがいいです。

    どうか今年は例年通り雨が降りますように!!

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