ブログ(庭師の日記)
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11.92008
ミニ盆栽
約1か月ぶりの更新となります。なんとパソコンが壊れてしまい、やっと新しいパソコンを購入しブログを更新できる状態になりました☆これからどんどん更新していきたいと思います。今日はミニ盆栽を作ってみたので載せてみました。家にあったモミジと苔、石を京都で買ってきた器に入れて作りました。なかなか可愛らしく毎日水をやるのが仕事に行く前の日課になってます。
葉がだんだんと赤くなってきているので、もうすぐしたら紅葉すると思います。また紅葉したら載せますね。
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10.142008
10月8日 いけばな
10月8日に活けたいけばなを紹介します。すぐに載せたかったんですが、パソコンの調子が悪くて遅くなりました。今回はアケビ、シダレヤナギを銀の筒を使って活けてみました。ちょっと大きい筒に活けてみたんで、ショウウィンドウから少し出てますが。
自分なりに工夫してみたのがアケビをシダレヤナギに絡ませて活けた事。蔓であるアケビの特性を表現してみました。もし菊なんかがあれば、花器入り口に活けてみてもいいそうです。
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9.262008
9月25日 お茶
9月25日のお稽古は、竹台子の一つ飾りでした。今回の濃茶の時の茶碗が光悦写しの茶碗で、光悦と言えば造園では光悦垣という垣があり、僕が呼んでいる漫画「バガボンド」では刀研ぎとして出てきます。
光悦という人は、刀研師でもあり、造園、焼き物など幅広く芸術の世界で活躍されて人物なんだなぁと思いました。歴史得意ではないんで、あまり詳しい事は分かりませんが・・・。
花は秋明菊又は貴船菊とも言います。この秋明菊は白色なので高貴な花とされ、一輪で活けるとされています。ピンク色もありそれは多種と合わせて活けます。
軸は「明歴々露堂々」読み方は「めいれきれきろどうどう」です。
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9.192008
金沢旅行
遅くなりましたが、9月6日、7日金沢旅行に行って来ました。今回の目的は兼六園を見に行く事、金沢には多くの美術館があるので、できる限り見てまわる事、美味しい寿司を食べる事。この三つに絞りました。朝4時から車を走らせ下道で敦賀まで行き、そこから高速を使って金沢西へ。約4時間かけてようやく到着!なんとか予定通り兼六園に。
兼六園につくとまずビックリしたのが松の多さ。ほとんどが赤松でしたが、これだけの松を管理するのは大変やろうなと思ったのと、マツノマダラカミキリに対しての対応はどうしているのか。薬を根にやっているのか、葉に散布しているのか管理している方に聞いてみたいなと思った。
ゆっくり松を見た後、兼六園の中にある茶室へ。12畳くらいある広間と1畳台目の小間の茶室があり、それぞれに軸と花が飾ってあるのに感動して一生懸命写真撮ってました。こういった場所では、いつも抹茶を飲んでいるので、今回は煎茶を飲みました。煎茶の飲み方は分からないので、自分流でお菓子、お茶、お菓子、お茶の順で飲んでみた。一応煎茶の飲み方くらいは知っておいた方がいいなって思った。写真は茶室から見える庭の写真です。
兼六園を見た後は、金沢21世紀美術館、金沢能楽美術館、石川県立伝統産業工芸館、中村記念館などなど美術館めぐり。
美術館めぐりをした後は、金沢駅近くにある寿司屋で晩御飯。さすがに高かったけどいつも食べてる100円の寿司とは全然違うかった。ネタが大きく、厚さがあった。ちょっと食べ過ぎてしまって、一人3500円に!ちょっと後悔・・・。
二日目は金沢の町をぶらぶらした後、昼すぎに金沢出発。ちょっと時間があったので、「ちりとてちん」の撮影場所でもある小浜へ。塗り箸が有名で300円で箸作り体験ができる所があったので体験してみることに。
箸の表面を機会で削っていき、中に塗ってある模様を浮き出るようにしていく。案外上手くできて、先生に褒められた。
帰宅した後、お土産や服を広げていると自分のお土産として買ったのが箸だけということに気づきガックリ。
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9.52008
9月4日 お茶
9月4日のお稽古は、大板でした。お軸は「語尽山雲海月」で読み方は「かたりつくすさんうんかいげつ」です。写真にある通り「海」の字が崩して書いてあって、先生から教えて頂くまで海とは読めなかってです。「語」の字はなんとか分かったんですが・・・。
お花はクズ、シュウカイドウ。花器は瀬戸です。クズが葉の下に花が咲いていて、花を雨から守っているようで可愛いらしいですね。
話は変わりますが、明日から久しぶりの2連休なんで金沢まで旅行に行ってきます。旅行といっても、有名な兼六園や茶庭なんかを見て勉強するつもり。
また帰ってきてからどんな庭があったか紹介します。楽しみに!!
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9.52008
9月3日 いけばな
今回は新花の造形手法です。造形手法では、格花のように体や用をきちっと決めないといけない決まり事はありません。自由に自分の個性で活けていきます。花材はヒマワリ、赤い実がついているのがハナナス、緑の葉っぱのヤツデです。初めての造形手法でちょっと戸惑いましたが、なんとか写真の用に活ける事ができました。色彩が赤、緑、黄と鮮やかですが、ハナナスの茎の黒が全体を締めてくれてると思います。
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8.292008
8月27日 いけばな
毎週水曜日が花のお稽古日!今回いけたのは、格花の孤独の活け方です。花材はリヨン7本で、縦姿で客位に活け用下にリヨンの葉を使って横姿に活けました。今までだと縦姿ばかりでしたが、今回は横姿にも挑戦でき少しづつバリエーションが増えてきたかなと思います。
なにより先生から、体と用がしっかり活けられるようになってきたと言って頂いたのが嬉しかったです☆来週はどんな花を活けさせてもらえるのか楽しみ。
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8.262008
8月21
今年7月でお茶(表千家)を習い始めて2年経ちました。まだまだ分からないことだらけですが、お稽古で勉強したお軸や茶花、お道具なんかを紹介していきたいと思います。先週のお稽古は、お薄とお濃(お薄の三倍の濃いさ)の両方お稽古させて頂きました。2週間ぶりのお稽古だったので、40分近く正座しているのがなかなか辛かったです。
お軸は「佛(ほとけ)」で茶花はキンミズヒキ、ムクゲでした。ムクゲは一日花なので少し元気がありませんでしたが、夏を感じられる花で綺麗でした。花器は、先生が瓢箪で作られた物です。
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8.172008
8月13日 いけばな
去年の11月から未生流を習い始めました。お稽古でいけた花を事務所前にショウウィンドがあるので、そこに飾ったりしています。これからいけた花をちょこちょこ紹介していけたらいいなと思います。今回いけたのは、新花の個性盛花、直立型です。
花材は、二本直立に立っているのがパンパス、後ろの赤いのがリュウカデンドロ、一番前にあるのがソリダコという花です。
パンパスをどういう角度でいけ、その間にボリュームを出すようにリュウカデンドロ、ソリダコをいけていくかが難しかったですね。
結構長持ちする花みたいなんで盆過ぎくらいまでいけておこうと思います。